## page was renamed from CentOS/YUMリポジトリ/Hewlett Packard Enterprise Software Delivery Repository <> = Hewlett Packard Enterprise Software Delivery Repository = * Hewlett Packard Enterprise(HPE)が提供するエージェントソフトウェア・デバイスドライバ・ファームウェア(以下、一式と省略)提供サイトです。 * 対象となる機器はいわゆる HPE !ProLiant シリーズ(DL/ML/BL/SL 等)のサーバー機器となります。 * 厳密には Integrity シリーズも対象のようですが、詳しくは追ってないです(Integrity Support Pack として別立て)。 * YUMリポジトリとして最低限の構成は行われていますが、.repo ファイルは用意してくれてません(意図があるらしい)。 * よってセットアップはちょっとだけ手間がかかります。 * サポートOS用に一式あるのがSPP(Service Pack for !ProLiant)と言われています。 * サポート外OS用にエージェントソフトウェアだけ提供しているのがMCP(Management Component Pack for ProLiant)と言われています。 * CentOSはサポートOS扱いとなりますので、今回SPPを使用します。ただし「RHEL」扱いです。 == HPESPPセットアップ == ||<#ffff00> '''リポジトリ名''' ||<#ffff00> '''デフォルト''' ||<#ffff00> '''GPGパス''' ||<#ffff00> '''所属パッケージ''' || || HPE-spp || 有効(とする) || - || なし || === 全CentOS共通(CentOS5以上) === {{{ rpm --import https://downloads.linux.hpe.com/SDR/hpPublicKey1024.pub rpm --import https://downloads.linux.hpe.com/SDR/hpPublicKey2048.pub rpm --import https://downloads.linux.hpe.com/SDR/hpPublicKey2048_key1.pub rpm --import https://downloads.linux.hpe.com/SDR/hpePublicKey2048_key1.pub cat<<'EOF' > /etc/yum.repos.d/HPE-spp.repo [HPE-spp] name=HPE Software Delivery Repository for SPP baseurl=https://downloads.linux.hpe.com/repo/spp/RHEL/$releasever/$basearch/current/ enabled=1 gpgcheck=1 EOF }}} ※今時CentOS5でセットアップすることは無いでしょうが、CentOS5のRPMコマンドはHTTPS未対応のため、上記URL中の `https://` を `http://` に置き換えてください。YUMコマンドは `https://` のままで問題ありません。 ※YUMアップデートを実行した際に、下記のようなエラーが発生することがあります。 {{{ warning: rpmts_HdrFromFdno: Header V3 RSA/SHA1 Signature, key ID b1275ea3: NOKEY The GPG keys listed for the "HPE Software Delivery Repository for SPP" repository are already installed but they are not correct for this package. Check that the correct key URLs are configured for this repository. }}} セットアップ手順で「rpm --import」を実行してるからわかると思いますが、署名用GPG鍵の更新をケアしてくれません。 都度「[[https://downloads.linux.hpe.com/SDR/keys.html|Package Signature Verification]]」にて鍵の追加を確認してください。 この例のケースでは下記表を見ての通り、「key ID」が示すところの「b1275ea3」、つまり「hpPublicKey2048_key1.pub」がインポートされてないことを意味します。 ||<#ffff00> '''GPG鍵ファイル名''' ||<#ffff00> '''使用期間''' ||<#ffff00> '''フィンガープリント''' || || hpPublicKey1024.pub || 2013年までに公開されたパッケージ用 || 2689b887 || || hpPublicKey2048.pub || 2014年中に公開されたパッケージ用 || 5ce2d476 || || hpPublicKey2048_key1.pub || 2015年中に公開されたパッケージ用 || b1275ea3 || || hpePublicKey2048_key1.pub || 2015年以後に公開されたパッケージ用 || 26c2b797 || このような手間をかける理由は、[[https://downloads.linux.hpe.com/SDR/getting_started.html|Getting Started]]によると、ユーザー毎にミラーして閉じた環境で使うケースを想定しているようです。 === CentOS4環境 === 未サポート。提供していない。 == HPESPPインストール例 == 通常の利用においては3つのエージェントソフトウェア ssacli、hp-ams、hp-health パッケージをインストールすれば十分でしょう。 デバイスドライバについてはCentOS標準でほぼ問題無いと思いますが、 唯一 HPE Dynamic SmartArray シリーズを使用している場合は kmod-hpvsa-rheln(nはCentOSのメジャーバージョン)をインストールする必要があります。 もっともYUMでインストールする前にインストーラーに認識させるところから必要となります。 {{{ yum -y install ssacli hp-ams hp-health }}} ※hpssacli と ssacli との違いは、それぞれ 2.x、3.x とメジャーバージョンの違いとなります。 使い勝手はコマンド名が変更(hpssacli か ssacli か)になった以外の変更は見当たりません。 == HPESPP参考文献 == * [[https://downloads.linux.hpe.com/SDR/|HPE Software Delivery Repository]] * [[https://downloads.linux.hpe.com/SDR/repo/|HPE Software Delivery Repository - Repository Listing]] * 一覧の意味については「[[http://downloads.linux.hpe.com/SDR/|HPE Software Delivery Repository]]」の「Project Repositories」をご覧ください。 * [[https://downloads.linux.hpe.com/SDR/getting_started.html|HPE Software Delivery Repository - Getting Started]] * [[https://downloads.linux.hpe.com/SDR/faq.html|HPE Software Delivery Repository - Frequently Asked Questions]] * [[https://downloads.linux.hpe.com/SDR/keys.html|HPE Software Delivery Repository - Package Signature Verification]]