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* [[用語解説/SSL証明書#CSR|CSR]]の内容を確認する。 * 大枠は `-text` オプションを指定することになるが、個別にデータを取りたい場合のオプションを解説する。 |
* 詳細は [[/req|openssl req]]ページ参照のこと。 * ここではコマンドとオプションのみ紹介する。 |
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=== コマンド === | === コマンド(-text オプション) === CSRが有する詳細情報を表示する。 |
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=== 実行結果例 === | === コマンド(-subject) === サブジェクト(主体者)のディスティングイッシュ名を取得する。 |
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Certificate Request: Data: Version: 2 (0x2) Subject: CN=wiki.ninth-nine.com Subject Public Key Info: Public Key Algorithm: rsaEncryption Public-Key: (2048 bit) Modulus: 00:c3:6e:81:a0:ca:e8:d2:6a:b9:f1:ef:23:c2:3e: 80:c6:77:fa:e1:57:89:07:bd:10:16:db:b2:40:e9: d5:85:24:e5:3f:84:ac:f7:60:07:7a:f7:62:aa:9f: eb:f5:ee:da:4e:ff:13:06:d7:77:c7:29:dd:7e:89: 68:75:38:ca:5a:10:c6:d5:8e:7a:95:5b:59:90:5b: 59:9c:17:74:69:ea:fe:d7:a9:91:af:01:c6:cb:d9: 95:cc:0b:27:a3:c3:af:f7:eb:e8:e2:3a:99:ba:1a: 9e:fc:db:fe:d5:b7:fd:8e:81:da:ad:79:dd:eb:19: b2:bb:8a:1d:04:b6:fa:bb:49:4d:a7:e1:43:42:05: b6:45:1b:83:5f:52:12:d9:97:05:07:ff:92:7a:96: 8d:f3:19:7b:9d:0b:cf:01:54:1c:5d:41:87:5d:11: e8:d1:9b:03:7a:b3:16:31:55:9f:b5:37:88:93:40: d6:29:95:df:68:24:e8:6b:5a:f5:50:fc:9b:55:13: 8a:dd:2b:88:19:93:14:de:a7:bc:b5:6a:1c:8f:04: 67:74:6b:fd:b9:ab:56:ca:e7:04:63:63:2c:cc:0a: cc:f9:cf:b0:58:db:c5:fa:0b:08:ab:6c:5a:5c:9e: c1:c2:29:72:b0:cb:c3:0b:aa:4f:48:aa:0a:cf:3c: 8a:b1 Exponent: 65537 (0x10001) Attributes: Requested Extensions: X509v3 Subject Alternative Name: Requested Extensions: X509v3 Subject Alternative Name: DNS:wiki.ninth-nine.com Signature Algorithm: sha256WithRSAEncryption 10:47:1a:72:c3:31:f8:fb:a7:ae:70:c9:2a:8d:92:59:fd:10: ed:d0:88:03:03:b8:4e:95:ea:ba:1f:a6:2e:5e:46:f7:7e:11: f3:c9:ce:1f:9c:92:3a:76:07:68:25:da:46:7a:53:c8:9b:b8: 5c:a2:94:10:0e:45:df:07:55:ec:46:2e:5b:cd:3f:96:91:ac: 50:a9:2e:d0:52:1c:d2:1f:ae:33:f6:d1:81:78:67:dc:2a:7d: e4:58:11:3f:be:12:da:46:8f:d1:36:2a:66:f8:15:37:15:ac: 4b:5a:e4:67:67:48:11:e4:2c:49:63:68:17:ae:97:44:a0:a0: 02:02:30:ed:53:33:06:8e:71:25:ea:f0:db:9e:65:ef:9e:2f: 3c:49:48:90:a4:eb:7e:21:34:9b:8d:a6:2b:94:ad:a9:2d:bf: b7:84:bc:1f:61:67:11:ab:e3:82:b5:13:7a:c8:46:15:d6:07: f0:ed:40:ec:1a:f0:3e:f6:27:88:59:3d:4e:38:4b:67:23:d0: 9e:fd:33:d2:13:49:dc:75:d0:7d:9d:a7:e3:80:8d:84:0d:76: d2:ba:1e:3c:f0:45:f6:78:1f:30:0b:e7:00:67:d3:ae:cb:d9: 12:e3:52:02:26:b2:00:f1:ce:f2:8f:6f:d2:5b:f2:c7:ef:da: 9c:a3:ca:d3 |
openssl req -noout -subject -in CSRファイル名.csr |
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この結果から以下のことがわかる。 | === コマンド(-modulus) === モジュロを取得する。取得するだけだと何する?なので、秘密鍵と対になっているか確認する。 {{{ diff -u <(openssl req -noout -modulus -in CSRファイル名.csr) <(openssl rsa -noout -modulus -in 秘密鍵ファイル名.key) |
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=== 署名情報 === ||<#FFFF00> ラベル名 ||<#FFFF00> 内容 ||<#FFFF00> 意味 ||<#FFFF00> 備考 || || Subject || CN=wiki.ninth-nine.com || 証明書のディスティングイッシュ名 || || || Public Key Algorithm || rsaEncryption || 公開鍵暗号アルゴリズムはRSA暗号 || || || Signature Algorithm || sha256WithRSAEncryption || 署名アルゴリズムは SHA256 || || |
}}} |
行 79: | 行 33: |
=== RSA暗号パラメータ === ||<#FFFF00> ラベル名 ||<#FFFF00> 内容 ||<#FFFF00> 意味 ||<#FFFF00> 備考 || || Public-Key || 2048 bit || 2048bit 公開鍵 || || || Modulus || モジュロ(2048bit 分) || モジュロ || 秘密鍵のモジュロと一致 || || Exponent || 65537 (0x10001) || 冪指数 || 65537 を明示 || |
※`<(`''command''`)`というイディオム(実行結果をテンポラリファイル名で渡してくれる)は zsh/bash 拡張なので、シェルスクリプト(sh/ash/ksh)中では使わないこと。 |
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RSA暗号パラメータ(モジュロや冪指数)については以下の文献が詳しい。 * [[http://akademeia.info/index.php?RSA%B0%C5%B9%E6|RSA暗号]] * [[http://d.hatena.ne.jp/ozuma/20130510/1368114329|opensslでRSA暗号と遊ぶ]] |
== 署名済公開鍵(CRT)の確認 == * 詳細は [[/req|openssl x509]]ページ参照のこと。 * ここではコマンドとオプションのみ紹介する。 * 署名済み公開鍵のことをcertificateと呼ぶがCSRのように明確に定義(省略形)しているのは無いが、比較的、一般的に通じる「CRT」で通すものとする。もちろん秘密鍵は「KEY」で。 * 大枠は `-text` オプションを指定することになるが、個別にデータを取りたい場合のオプションを解説する。 |
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=== 属性(Attributes) === 本例では X509v3 要求拡張(Requested Extensions)が付加されている(通常必要ない)。 |
=== コマンド(-text オプション) === {{{ openssl x509 -noout -text -in CRTファイル名.crt |
行 92: | 行 45: |
||<#FFFF00> ラベル名 ||<#FFFF00> 内容 ||<#FFFF00> 意味 ||<#FFFF00> 備考 || || X509v3 Subject Alternative Name || DNS:wiki.ninth-nine.com || いわゆるSANの設定 || SANについてはいつかきっと… || |
}}} === コマンド(-subject/-issuer オプション) === サブジェクト(主体者)やイシュア(発行者)のディスティングイッシュ名を取得する。もちろんオプションは別々に指定可能。 {{{ openssl req -noout -subject -issuer -in CRTファイル名.crt }}} === コマンド(-startdate/-enddate オプション) === 有効期限(開始日時あるいは終了日時)を取得する。もちろんオプションは別々に指定可能。 {{{ openssl x509 -noout -startdate -enddate -in CRTファイル名.crt }}} === コマンド(-modulus オプション) === モジュロを取得する。取得するだけだと何する?なので、秘密鍵と対になっているか確認する。 {{{ diff -u <(openssl x509 -noout -modulus -in CRTファイル名.crt) <(openssl rsa -noout -modulus -in 秘密鍵ファイル名.key) }}} ※`<(`''command`)`というイディオム(実行結果をテンポラリファイル名で渡してくれる)は zsh/bash 拡張なので、シェルスクリプト(sh/ash/ksh)中では使わないこと。 |
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* [[https://wiki.openssl.org/index.php/Manual:X509%281%29|openssl x509(1)のマニュアル]] * PKI一般について * [[https://www.ipa.go.jp/security/pki/033.html|電子証明書]] * [[https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No23/080.html|PKIとは]] |
OpenSSL
よくあるOpenSSLの使い方を紹介する。OpenSSLはバージョン毎でできることが違うので注意。違いが顕著なところについてはOS毎に解説する。
SSL証明書発行関連について別項目で紹介する。
目次
署名リクエスト(CSR)の確認
詳細は openssl reqページ参照のこと。
- ここではコマンドとオプションのみ紹介する。
コマンド(-text オプション)
CSRが有する詳細情報を表示する。
openssl req -noout -text -in CSRファイル名.csr
コマンド(-subject)
サブジェクト(主体者)のディスティングイッシュ名を取得する。
openssl req -noout -subject -in CSRファイル名.csr
コマンド(-modulus)
モジュロを取得する。取得するだけだと何する?なので、秘密鍵と対になっているか確認する。
diff -u <(openssl req -noout -modulus -in CSRファイル名.csr) <(openssl rsa -noout -modulus -in 秘密鍵ファイル名.key)
※<(command)というイディオム(実行結果をテンポラリファイル名で渡してくれる)は zsh/bash 拡張なので、シェルスクリプト(sh/ash/ksh)中では使わないこと。
署名済公開鍵(CRT)の確認
詳細は openssl x509ページ参照のこと。
- ここではコマンドとオプションのみ紹介する。
- 署名済み公開鍵のことをcertificateと呼ぶがCSRのように明確に定義(省略形)しているのは無いが、比較的、一般的に通じる「CRT」で通すものとする。もちろん秘密鍵は「KEY」で。
大枠は -text オプションを指定することになるが、個別にデータを取りたい場合のオプションを解説する。
コマンド(-text オプション)
openssl x509 -noout -text -in CRTファイル名.crt
コマンド(-subject/-issuer オプション)
サブジェクト(主体者)やイシュア(発行者)のディスティングイッシュ名を取得する。もちろんオプションは別々に指定可能。
openssl req -noout -subject -issuer -in CRTファイル名.crt
コマンド(-startdate/-enddate オプション)
有効期限(開始日時あるいは終了日時)を取得する。もちろんオプションは別々に指定可能。
openssl x509 -noout -startdate -enddate -in CRTファイル名.crt
コマンド(-modulus オプション)
モジュロを取得する。取得するだけだと何する?なので、秘密鍵と対になっているか確認する。
diff -u <(openssl x509 -noout -modulus -in CRTファイル名.crt) <(openssl rsa -noout -modulus -in 秘密鍵ファイル名.key)
※<(command)というイディオム(実行結果をテンポラリファイル名で渡してくれる)は zsh/bash 拡張なので、シェルスクリプト(sh/ash/ksh)中では使わないこと。
参考文献