A.BIND9のACL(Access Controll Lists)の癖となります。詳しくは参考文献をお読みください。 というのは不親切なので、解説すると、

  1. ACLの処理はリストの左から右へ評価されます。これはAND結合であるということを意味しません。
  2. よってブール論理で解釈するのではなく、ファーストマッチ・ファーストアウトで解釈する必要があります。
  3. 接続元IPアドレスに対して、以下の3つが判断されます。
    • match and accept(一致かつ受諾)
    • match and reject(一致かつ拒絶)
    • no match(一致しない、なので次のリストに委ねる)
  4. これは「!」(reject)と「 」(accept、「!」が指定されてない)のニュアンスが直感的に違うことを意味します(今まで一致・不一致に見えませんでしたか?)。
  5. ネスト({・・・})されていた場合、その内容について下記の2つの評価を行い(ここでは一致・不一致の直感とマッチする)、その結果に対して上記3つの判断が実施されます。
    • match(一致)
    • no match(不一致)
  6. 当然ネストの中に更にネストできるので、それは上記2評価(match または no match)の繰り返しとなる。

上記ルールを踏まえ、問題のルールを解析すると・・・。

上記をまとめて解釈すると、

bind9/Memo_Of_Answer_ACL (最終更新日時 2018-11-12 00:59:32 更新者 NorikatsuShigemura)